今日は大回り乗車でリゾートみのり号に乗る予定だったが、仙台駅で指定席が満席であることを知って、急遽予定を変更して常磐線の旅にでることにした。
行き先は電車の中で考えていたが、あまり遠くに行きすぎると交通費が嵩むことも考えて結局岩沼駅から一駅離れた逢隈駅を訪問することにした。
逢隈駅は亘理町にある小さな無人駅だった。着いたらまず朝ごはんを食べてなかったので早めにランチを取ろうと思って周囲にいい店がないか探したら駅から近いところによさげな場所をみつけたのでそこでパスタを食べた。なかなかいい店だったのでまた来ることがあったらその時も訪れたい。
次に平安時代の遺跡、三十三間堂官衙遺跡を訪れた。
遺跡にはわかりやすく遺跡であることを示唆するものがなく、遠い昔にあったものを各々の想像で臨む場所なのだと感じた。
それから、阿武隈川の土手を歩いて槻木駅を目指した。
阿武隈川は一級河川で川幅が広く雄大な景色が広がっていた。
柴田町へ続く橋の上では記念碑があった。それによると
新古今和歌集や古今和歌集では阿武隈を詠んだ歌がいくつかあるらしい
「君にまた阿武隈川を待つべきに残り少なき我ぞかなしき」
「阿武隈に霧立ち曇り明けぬとも君をばやらじ待てばすべなし」
橋を渡ると町が広がっていてほどなく槻木駅についた。すぐにやってきた列車に乗って帰路に着いた。