常磐線駅探訪(1)〜逢隈駅〜

今日は大回り乗車でリゾートみのり号に乗る予定だったが、仙台駅で指定席が満席であることを知って、急遽予定を変更して常磐線の旅にでることにした。

行き先は電車の中で考えていたが、あまり遠くに行きすぎると交通費が嵩むことも考えて結局岩沼駅から一駅離れた逢隈駅を訪問することにした。


逢隈駅は亘理町にある小さな無人駅だった。着いたらまず朝ごはんを食べてなかったので早めにランチを取ろうと思って周囲にいい店がないか探したら駅から近いところによさげな場所をみつけたのでそこでパスタを食べた。なかなかいい店だったのでまた来ることがあったらその時も訪れたい。

次に平安時代の遺跡、三十三間堂官衙遺跡を訪れた。


遺跡にはわかりやすく遺跡であることを示唆するものがなく、遠い昔にあったものを各々の想像で臨む場所なのだと感じた。
それから、阿武隈川の土手を歩いて槻木駅を目指した。

阿武隈川は一級河川で川幅が広く雄大な景色が広がっていた。

柴田町へ続く橋の上では記念碑があった。それによると
新古今和歌集や古今和歌集では阿武隈を詠んだ歌がいくつかあるらしい
「君にまた阿武隈川を待つべきに残り少なき我ぞかなしき」
「阿武隈に霧立ち曇り明けぬとも君をばやらじ待てばすべなし」
橋を渡ると町が広がっていてほどなく槻木駅についた。すぐにやってきた列車に乗って帰路に着いた。

仙石線駅探訪(2)〜陸前浜田駅〜

松島海岸と東塩釜の間にある陸前浜田駅に行ってきました
ここは隠れた松島観光スポットで瑞宝ヶ丘や馬の背などがあります。今日は出かけた時間が遅く日が暮れかけていたので瑞宝ヶ丘まで行った後そのまま引き返してきましたが、また別の機会に来ようかと思います。

瑞宝ヶ丘までは人家のない舗装された山道を歩いていきます。

道中では遠くに塩釜の街を臨むことができます

仙石線駅探訪(1)〜野蒜駅〜

東松島市にある野蒜駅に行ってきました。

この駅を含む仙石線の区間は震災の影響で長い間動いていませんでしたが、2015年に高台に駅を移転して復活しました。以前の駅舎はファミリーマート併設の震災伝承館として使われており、駅のホームは当時のままになっています。

駅に着いてから南に行く方法をグーグルマップで見たところ、ルートがなく、北側から遠回りをして行くしかないと思っていたら、マップにはない地下のバイパスができていました。

目的の野蒜海岸までは震災伝承館を経由して行きました。

野蒜海岸は東北の伊豆とも呼ばれる綺麗な海岸ですが、震災によって、海水浴場は使えなくなっています。しかし、海岸に漂着したゴミは地道な清掃活動によって除かれ、今では以前のような綺麗な海岸に戻りつつあります。


海岸の風景を十分楽しんだので、再び歩いて野蒜駅まで帰りました。本当はレンタサイクルを使おうと思っていたのですが、駅前の観光案内所にはまだ配備されていないとのことだったので歩いていける範囲の散策になりました。次回の訪問時には自転車で宮戸島方面に行ってみたいと思います。